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首の歪みからくる頭痛・肩こり

首の歪みからくる頭痛・肩こり

今日から10月に入りました。

逗子は台風一過で晴天で風が強くて10月にしては少し暑いかも~😊

皆さんの身体は季節の変化に対応できていますか?

秋バテ…なんていう言葉も最近はよく耳にします。気温の変化にはくれぐれも留意して秋を満喫しましょうましょう(^^♪

今日のテーマは逗子新宿二丁目整体院の整体でも施術している首、頸の歪みからくる頭痛・肩こりについてです。

「ガンコな頭痛肩こりは首の歪みから?」

首はとても働き者。それは上に頭が載っているからです。

頭の重さは、体格によって4~6㎏…体重の8分の1…体重の13%とか言われています。

とにかく重いです。16ポンドのボーリングの玉ぐらい?

その重い頭を支えている首というのは、7つの骨(頚椎)から出来ています。

頚椎の7つの骨は、第一頚椎~第七頚椎と呼ばれ、略してC1~C7とも呼んだりします。

背骨(脊椎)は他にも、胸椎(12個)・腰椎(5個)・仙骨・尾骨がありますが、首の骨が前後左右に最も大きな動きを出せます。

<利点と弱点>

そもそも背骨は構造的に「運動性」と「安定性」を有していて、どちらが欠けても生活に支障が出ます。

運動性を高めれば不安定になりやすく、安定性を高めれば動かなくなります。背骨はその2つの性能をバランスよく備え、快適な生活を可能にしてくれています。

しかしその背骨も、使い方を間違えると負担が大きくかかり、やがて壊れます。

<機能と負担>

顔には目耳鼻口などのセンサー(感覚器)があります。そして視・聴・嗅・味の情報を得るために活動しています。

情報を正確に得ようとするためには感覚器を目標物に対して向かわせなければなりません。その時、首が大きな役割を担うのです。

首には、捻る(左右に)と倒す(前後左右に)の動きがありますが、筋および関節の働きに異常が起こると「滑らかに」動きません。

しかし、その状態で(実際は問題が生じているにも関わらず)何気なく使い続けているうちに退行性の変化が現れます。

単純な動きでは支障が少ないのですが、不正姿勢が加わる事で負担が増大します。

硬質の頭を弾力のある首が支える。硬質の頭が傾けば、首はそれ以上倒れまいとして緊張します。

なので首が傾き続けている人は筋緊張が慢性化します。

私達は何気なく頭を動かし傾けたりしていますが、頭ではなく首が動いていると再確認するべきなのかも知れません。

1.症状

負担をかけながら知らず知らず首を使っていると、本来の筋力が低下し、むち打ち・寝違い・捻挫などのような急性痛や、肩こりのような慢性痛を引き起こしやすくなります。

首の状態が酷くなると、頭痛・吐き気・手の痺れなどの発症率も上がります。

首周辺には自律神経(交感と副交感)や脊髄神経(腕や手を支配)、頚椎を通る椎骨動脈(脳幹や小脳に栄養を送る)が存在し、首の状態がこれら神経や脈菅に影響を与えることがあります。

おおむね首に強い力が瞬間的に加わる場合や先天性のものを除けば、

普段の使い方(長期不正姿勢)により発症するケースが多いと言われています。

2.診断

上記の症状が強く出てきて、なかなか辛さが消えない場合に病院で診てもらうとします。

レントゲンやMRIを撮る検査で骨などに異常があれば「(変形性)頚椎症」と診断されることがあります。

頚椎症の分類名いろいろ

①単純型
退行性病変を起こした頚椎が、靭帯や関節包を刺激し炎症を起こす。首肩への凝り・疼痛など。

②神経根型
退行性・進行性病変により頸神経根を刺激する。その神経支配区域への疼痛・痺れ・感覚異常・筋力の低下など。

③椎骨動脈型
首を後ろ側に倒すことにより一過性の脳虚血を起こす。めまい・ふらつき・悪心・耳鳴り・頭痛・突然意識を失う・転倒など。

④交感神経型
胸の圧迫感・動悸・偏頭痛・血圧上がる(下がる)・めまい・耳鳴りなど。

⑤脊髄型
椎間板ヘルニアなどにより脊髄を圧迫。手(足)の感覚や運動障害・平行失調・失禁など。

⑥食道圧迫型
頚椎前面に骨棘などが形成され食道を圧迫。上胸部・咽喉の違和感など。首肩背中の凝り感を伴う事もあります。

⑦混合型
上記①~⑥を併発する。

頚椎症以外では、胸郭出口症候群なども肩こり等を引き起こします。

必ずしも変形=疼痛とは言えませんが、変形が強まると症状のリスクは増えます。

症状を強めない為には、首に負担が掛からないよう頭の位置を変える必要があります。

逗子新宿二丁目整体院の整体では、こういった症状にも丁寧に施術していきますが、今日は、簡単な自己改善法を紹介しますので、症状のない方も是非継続してやってみてください。

姿勢の癖を意識する

本来は頭や首に衝撃(外力)が加わって骨の位置が変化した場合を除き、普段の日常生活で培われたこの姿勢癖が改善の妨げをします。

おなかを伸ばす

姿勢を良くしようとすれば腰を反ってしまいがち。そうすると腰が疲労し長続きしません。そのためポイントは身体の前面(腹部)を伸ばすことで「前のめり姿勢」から「起こした姿勢」に変えることが出来ます。

あたまは宙へ

イメージを必要としますが、頭が宙に引っ張られている(真上に)感じです。アタマが上ではなく前に行ったり、アゴが上がって見上げるかたちをとってしまうのはダメです(修行不足です)。なるべくアゴを引いて頭頂部で真上に引っ張られましょう。

整体の施術では、滑らかに首を動かす(使える)為に筋・関節の調節が必要になりますが、同時にこれらの自己改善法を続けることが大事です。

「首」という文字を用いる言葉は大抵、重要な事柄を表します(「首都」や「元首」、「クビになる」など)。

皆さんも、どうぞ「美しい首作り(?)」を目指して頑張りましょう(^^♪

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