今日も快晴の朝を迎えた逗子(^^)/これを逗子開成といいます…なんちゃって(^^)ここの治療院のすぐ裏には、私学の名門・逗子開成中学・高校があるんです。ただそんだけの話なんですが。失礼(_)

昔、戦国時代の三大巨匠の一人・豊臣秀吉が木下藤吉郎とも名乗れないくらいまだまだうんと若いころの逸話です。 彼は三河地方の足軽・つまり半農・半武士みたいな身分に育った頑張り屋さんだったそうです。

当時彼がお金を稼ぐために荷物運びのアルバイトみたいなことをやっていた時、目の前に相当きつそうな坂道が立ちはだかったそうな。で、彼はそこの近くにいた男衆数名に声をかけて「この荷をあの坂の上まで運ぶのを手伝ってもらえぬか？」と懇願したそうです。すると「ワシらもいそがしいでのお」と一蹴されたんだと。

それで彼は仕方なく重い荷車を引っ張ってその坂をもくもくと一人で必死になって上り始めたそうです。そしてもがき苦しんでもう限界と思うころ…ふっと気が付くと荷が軽くなった気がしたので振り向くとなんとさっき手伝うのを拒んだ男たちが荷車を後ろから押してくれていたと。

僕は、今回こうして逗子に治療院を構えて、本当にたくさんの方々のホットな援助や手助け・アドバイス等々いただいていることにとても感謝しきれないほどの感謝を感じています。その中の今回すごく嬉しく有難いなあと思ったことがこの３日ぐらいの間であったので書きます。前のブログに少しだけ触れましたが、逗子新宿二丁目整体院のチラシ、HP、その他デザイン印刷物の一切合財を鹿児島の友達でオーガニックデザインという広告会社を経営している片平剛吉君に頼みました。彼はかなりいい仕事をすると見えて超ハードなスケジュールの中、快く旧友のちんけな治療院のために、骨を折ってくれました。

おかげで、チラシもHPも上々の出来で、患者さん達からもとても好評です。で、普通、HP作るだけでも１０万・２０万はあたり前の世界だと思うじゃないですか。先日彼から２か月遅れで届いた請求書には、なんと年間ドメイン費用７００円、年間サーバーレンタル４５００円、あとはチラシ・名刺・カルテ・回数券の紙代＋印刷費＋送料合計税込４７６５０円と書かれていました。唖然としましたね。依頼したときに費用面もすべて片平君に丸投げしていたので、まあ見てびっくりですよ。結局彼は、チラシ、HP,名刺、回数券のデザイン作成費用をいっさい請求してないんです。

電話で話しました。なんで？って。「今回これはシゲへの開院祝いと思って俺の気持ちを受け取ってくれ」と。「そのかわりシゲ！絶対に成功しっくれよ」（してくれよ）って言葉が返ってきました。 実は僕が上京する前、鹿児島で少しばかりカイロをやっていて、その当時いろいろとやらかした僕の失態なんかも彼が共にシェアしてくれたこともあったりで、恩義を感じていたのはむしろ僕の方だったはずだったのに。胸の詰まる思いでした。「有難う剛吉！　わかった(^^)」ですよ。で、一昨日僕は、彼にお礼の手紙と５万円をお礼として送りました。彼の好意へのせめてもの気持ちでした。彼は、「シゲ、また何かお礼せんといかんが」などと言いながら快く受け取ってくれました(^^)有難う片平君。最敬礼です。

若いころの木下藤吉郎のように、何もしないでいて人に頼っても人は手を貸してはくれない。誠心誠意、一生懸命もくもくと前進しようと頑張っているとただそれだけで周りが手を差し伸べてくれた。

まさに今回、この逸話のようなことがあるんだなあとつくづく感じたしだいです(^^)　支えてくださっている多くの皆さん本当に有難うございます。そして温かく迎えてくれている逗子と逗子の地元の方々に深く感謝しています。有難うございます。貢献させてください。宜しくお願いします<( _)>